和歌山県橋本市 伊藤クリニックでは、医療、在宅診療のサービス、デイサービス、ケアプランセンターを手がけております。

少人数スタッフによる運営で、とてもアットホームな職場です!

 

◆資　格　　　：介護福祉士、介護職員初任者研修取得者、その他

◆勤務日時　　：月曜日～金曜日　一日勤務は、８：３０～１６：３０、

　　　　　　　　パート勤務は、午前８：３０～１２：３０、午後１２：３０～１６：３０を基本としています。

　　　　　　　　現在、午後から勤務希望の方を優先しての募集ですが、一日通し勤務、午前勤務希望の方も募集しています。

　　　　　　　　勤務曜日に関しましては、固定式にはこだわっていません。

　　　　　　　　他の職員との状況を見て相談しながら決めていきます。　　　　　　　　

◆勤務内容　　：送迎、リハビリマシンの操作、集団体操、レクリエーション等（入浴介助、食事介助はありません）

◆給与（時給）：合同会社Beeの規定に基づく（詳細はお問い合わ時、お伝えします）

 

　　　　　　

　花粉の飛散が始まっています。

　飛散前からの対策でつらい症状を軽減することができます。

　花粉症でお悩みの方は、ご相談下さい。

・住民健診　特定健診（血液・尿・心電図検査ほか）および　がん検診（胃がん・大腸がん・肺がん検診）

　受け付けています。ご希望の方はクリニック窓口でお申し込みください。

・企業健診お引き受けします。検査日時・検査項目・費用などクリニック職員がご相談に応じます。

・詳細はホームページ内の「診療案内」→「健診・予防接種」のページにあります。

もの忘れ外来とは？

 

高齢化社会になり認知症患者さんの介護負担が社会問題となってきました。高齢ドライバーの交通事故が、認知症によるものが多いこともニュースでよく取り上げられています。

60歳を過ぎた頃から「もの忘れ」が気になる人は多いのではないでしょうか。テレビに出ている俳優の名前が出てこなかったり、物を取りに来たのに、途中で何を取りに来たのか忘れたりしませんか。「私は認知症では？」と心配になったことはありませんか。

あとで何かの拍子にその俳優の名前が出てくる人、いったん元の場所に戻って何を取りに来たのか思い出す人は、ほとんどの場合、認知症ではなく「単なるど忘れ」です。頭の中に入っている記憶を取り出すことに時間がかかるのは、個人差はありますが、60代からです。忙しい時など、いくつものことを同時に憶えていられず、人から言われて気づくことも多くなります。これもほとんどの場合、病気ではありません。

認知症によるもの忘れでは、そもそも頭（脳）の中に記憶が入りませんので、あとから自分で思い出すこともなければ、他人から言われても思い出せません。日々の記憶を更新できませんから、「昨日、これをしたから、明日はあれをしよう」という計画と実行が困難になります。買い物に行って必要なものを買うのは、普通の人には簡単なことですが、認知症の人では困難になります。薬の管理ができず、飲み忘れが増えるのも認知症の患者さんによく見られる症状です。つまり、認知症によるもの忘れは、誰かがそばに付いていないと生活に支障をきたすような状態です。

もの忘れ外来では、まず「単なるど忘れ」か「認知症によるもの忘れ」かを鑑別するところから始まり、認知症の場合にはその原因の診断と治療を行っています。もの忘れが気になる方は、自分のことでもご家族のことでも結構ですので、一度、当院を受診してみてください。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　脳神経外科　大岩美嗣